--井上くんはなにやらサッカーですごい経歴の持ち主だとか・・・その辺の経歴を教えてもらえますか?
中学時代は青森山田で1年ほどサッカーをして、その後バルセロナの下部組織に1年半ほど留学しました。
途中で帰国したのはスペイン留学中にテロがあったので日本に戻ってきたって感じです。帰国してからは東奥義塾高校でサッカーを続けました。
--すごいですね!あまり詳しくない私でも「青森山田」も「バルセロナ」も聞いたことありますよ。相当大変だったんじゃないですか?
いやいや、夢中でサッカーやってただけです(笑)
なんというか・・・好きなことだし、ずっと熱中してサッカーをやってたって感じです。
それに全然大変じゃなかったです。むしろ楽しかったですね。
だって熱中してるときって何をやっても「努力」だと思わないじゃないですか?
だから僕はただサッカーに熱中していただけなんです。
それでそうやってサッカーをやってる内にいろいろなご縁があった…という感じですね。
--熱中してると努力にならない…いい言葉ですね。でも、それだけサッカーで活躍していたなら大学でサッカーやろうとはならなかったんですか?
それはめちゃくちゃ悩みました。
高3の時にはITに興味があったので、そっちをやるなら専門的に勉強しなきゃいけないし、サッカーでプロを目指すなら推薦とかで大学行って続けようかなって。
でも、大きな大会を学校がコロナを理由に辞退して・・・それでサッカーへのモチベーションが少し下がったのもあって、進路をITにしようって決めた感じです。
<サッカー漬けからITに転向>
--ITへの興味はいつ頃からあったんですか?
高2ぐらいからですね。
大きなきっかけはOBからの紹介で「シリコンバレープロジェクト」っていう企画に参加したことです。
実際にシリコンバレーに行って、GAFAで働いている日本人エンジニアの方から話を聞けたので勉強になりましたし、すごく憧れましたね。
あとは何気ないことですけど、高校の情報の授業でプログラミングを少しやった時に友達に教えてて「プログラミング面白いな」って感じたこともきっかけだと思います。
--ITに進路決めてからは専門に絞って学校を探していたんですか?
いや、一応大学も含めて探したんですけど、すぐに専門で探すようになりましたね。
大学ってなんとなく夢が決まってない人が多いってイメージで。
なんだかんだ色々な学校の資料取り寄せたり、説明会参加したりして。
最終的には12月の時点でテックを含めて3校くらいまで絞ったものの、ずっと悩んでましたね。
--そんな中でテックを選んだ決め手は何だったんですか?
他の学校と比べて実習が多かったことですね。
僕は座学で勉強するより、学んだことはどんどんコードを書いて実践したいという思いが強かったので、座学より実習が多いっていうテックのカリキュラムが気に入りました。
あとはプロ講師から実践的なことが学べるってのもポイントでした。