進路選びって何が正解？？

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進路選びって何が正解？？

高校卒業を控えて、そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか？
こちらの記事では最新のトレンドをもとに、「とりあえず大学進学」が危険な理由を解説していきます。

理由①「4年間勉強し続けることができるか？」

当たり前ですが、学生の本分は勉強です。
なんとなく入りやすそうな学部に入学したものの、全くその分野の勉強に興味が湧かなかった…なんて話もよく聞きます。
興味のない勉強を4年間続けるほど苦痛なものはありませんよね。

毎年一定の方が大学を中退している事実もあり、中退の最大理由は「勉強に興味・関心が持てなかったから」が約7割※。
やはり目的もなく「なんとなく大学に進学」してしまうと結局勉強に興味が持てず中退に結びつきやすい傾向があるようです…

※独立行政法人　労働政策研究・研修機構／大学等中退者の就労と意識に関する研究より

せっかく大学に入っても、中退してしまってはそれまでの時間が無駄になってしまいますよね。
以上のことから、大学に行くにはそれなりの覚悟と目的を持って行った方がいい！と言えるでしょう。

理由②「大学を卒業して、就職がゴールじゃない」

無事大学を卒業して就職したとしても、3年以内に辞める人が約3割※もいるのをご存知でしょうか？
※厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します」より

仕事も勉強と同じで、興味のあることや好きなことじゃないと続かないものです。
もちろん、就職してみたら仕事が楽しくてのめり込んでしまった！というパターンもあるかもしれませんが、そういう人は少数派ではないでしょうか。

また、一般職で転職（中途採用）の場合、有名大学を卒業している方でも1、2年で離職した経歴の方が目立って転職に影響を与える…ということも少なくないです。

結論、「とりあえず大学」からの「なんとなく就職」は早期離職に繋がる可能性が高いかもしれません。
大学卒業後に就職したものの「やっぱり仕事が合わない…」と気づいた時にはもう25歳。

その年齢からやりたいことを見つけて再スタートするのは、なかなかハードルが高いですよね…

理由③「大学=就職に有利とは限らない」

大学=就職に有利なイメージがあるかもしれませんが、実は就職率でいうと専門学校の方が高いことをご存知でしょうか？

もちろん、専門卒よりも大卒の方が選択肢は多いかもしれませんが、新卒一括採用は景気や業界の動向の影響を受けやすいというデメリットもあります。
また、経団連によると今後は新卒一括採用の割合を減らし、中途採用や通年採用を拡大する方向で見直す方針であると発表されました。
現在は専門性の高いスキルを持った人材が求められる傾向があるため、大学を卒業していなくても、専門的な知識やスキルを身につけていれば就職が可能だと言えるでしょう。